ダイヤモンドの高価買取のポイント
色宝石やブランドジュエリーとは違い、ダイヤモンドには一定の査定基準に基づいて査定されます。鑑定書と鑑定士による色・カット・透明度・重さなどのチェックによって細かく行われるので一定している傾向があります。
鑑定書を保管しておきましょう
ダイヤモンドを購入したときについてきた鑑定書はダイヤモンドの品質を保証するものなので、査定では非常に重要です。なければ価格が下がってしまうおそれがありますので注意が必要です。
もし、ない場合は比較的審査の厳しいCGL(=中央宝石研究所)とAGT(=AGTジェムラボラトリー)で鑑定書を発行してもらえるので活用しましょう。高いクオリティを保証できるので査定アップにつながります。
色・カット・透明度・重さなどダイヤモンドには正確な品質基準があります
鑑定書に書かれているのがダイヤモンドの色・カットの形・透明度・重さで、これをもとにダイヤモンドのクオリティが評価されます。
色
ダイヤモンドは無色透明が一番高く売れ、黄色味が強くなるにしたがって安くなります。GIA(=宝石鑑別団体協議会)が定めた23段階評価によって査定されます。
カット
それぞれのファセットの大きさや角度などによってキレイに見えるか、キラキラと輝いて見えるかの度合いによって査定基準が異なります。通常は自動測定器での計測データをもとにGIA(=宝石鑑別団体協議会)が定めた5段階評価によって品質が決まります。
透明度
透明度の高い宝石ほど査定価格が高くなります。雲や影状のくすみやキズ、欠けや割れなどがあるのかないのか11段階に分類され、また不純物があると査定価格が落ちてしまいます。
重さ
宝石が重いほど査定価格が高くなります。デジタル天秤で測定を行い査定され、またアクセサリーなどの場合は裏面に刻印されているカラット数がチェックされることもあります。しかし、カサ増しされた不正表示商品もあるので鑑定士によって厳密にチェックされることがほとんどです。